2009年02月

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 現在連載中 【やる夫による行政書士試験テキスト・問題集レビュー

 2013年8月24日追加「行政書士基礎テキスト 法令編(2013年度版)



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  やる夫で学ぶ行政書士試験に出そうな判例  



珍しく?行政書士について特集をしたZAITENという雑誌がこの前発売されました。

これから行政書士として開業しようとしている身としては、買わないわけにはいかないでしょうってことで、630円払って買いました。

 

今回は、その内容について思ったこと等を書きたいと思います。一通り読んだ感想としては、これから行政書士になりたいと思っている人向けな内容かなと思いました。

 

 


 

 

【行政書士試験合格者の実態?】


ZAITENさん、1ページ目からいきなりネガティブな切り口で始まっていきます。

前半部分を要約すると


  1. 1 ⇒ 不景気で仕事が減ったし、副業でやっている人が多い
  2. 2 ⇒ 行政書士試験合格者には司法試験に受からなかった人や予備校利用者が多い
  3. 3 ⇒ 行政書士は年配の方が多い

 

うーん、合格しただけでまだ開業していない身としては1についてはなんとも言えないのですが、2と3については同感です。

 

実際、私の知人の行政書士試験合格者は、以前、司法試験に挑戦していたがどうしても合格できなかったので、行政書士試験を受験したと言っておりました。

 

2についてさらにいうと、近年は行政書士試験の難易度が高くなっているので、予備校利用者は年々増えているようですね。私は独学で合格しましたが、それは少ないケースのようですね・・・ちなみに、ZAITENさんの記事では書かれておりませんでしたが、私が実際に出会う行政書士さんを見ると、「20年以上(高卒は17年)公務員として行政事務に従事」での資格取得者も結構多いように感じます。

 

3も・・・前回の行政書士 実務研修講座(無料講座編2)でも書いているとおり、本当、年配の方が多いんですよね・・・

 

ただ、近年の行政書士試験合格者は20代が一番多いというデータがございます(ソース元:行政書士試験研究センター)。ということは、合格しても行政書士登録をしない若しくは登録をしてもすぐに廃業をしてしまう20~30代の行政書士試験合格者が、実は結構多いのではないかとも思えます。

 この辺りの内容については、「規制改革会議への要望と回答」にて面白い論議がされておりますので、その内容を基に別の機会に詳細を書きたいと思います。

 

 


 


 

【行政書士は食えない?】

 

2chの行政書士スレ辺りでは、毎日のように出ている内容です。ZAITENさんの記事によると行政書士1本で食べていくのは大変とのこと。登録をした行政書士の半分は食えずに辞めていくとも。

 

ん?ということは、裏を返すと半分も食えているってことですよね。十分だと思います。

 

私が知っている限りでも、行政書士の資格だけでかなり儲けている人ってちゃんといるんですよ。渋谷のN先生はスタッフを20名、新宿のO先生はスタッフを80名も抱えております。お二方とも行政書士の資格のみでです。

 

独立開業する中で、儲かる人がいれば儲からない人もいるのはどの職業も同じだと思います。

別段、行政書士だけが食えないってことはありえませんし、他士業(司法書士や社労士)の方々もなかなか苦労しているという話をセミナー等でもよく聞きます。

成功するかしないかは、その人の持つアイデアや知識、営業力、行動力等の資質次第ではないかと・・・思うのです、私は。


 

 


 


 

ところどころ批判がましくなってしまいましたが、全体的には、ZAITENさんは行政書士について良く調査をしたんだろうなと思える内容でした。

 

ZAITENさんには、行政書士というマニアックな職業を特集してくれてありがとうと言いたいです。

 

続き「他士業との職域」については、私が世話になっている先生から学んだことも含め書いてみたいと思います。



やる夫で学ぶ行政書士試験


行政書士試験に出そうな判例


平成22年度版やる夫で学ぶ行政書士試験



前回の行政書士の実務講座 無料講座1の続きとなります。

 

  


 

【いざ実務研修会場へ】

私は、行政書士の実務を学ぶ為、新宿にある日本行政専門学院が主催する無料講座の参加申し込みをして、当日、船橋から新宿の会場に向かいました。

 

若干電車が遅れたことと、一部でダンジョンと呼ばれる新宿駅で苦戦しつつもなんとか午後2時の講座開始時間に間に合いました。

 

講座会場に入って感じたのは、参加者に年配の方が多い・・・というか、私のような20代はおろか30代もいないような感じでした。何かで行政書士は年配の方が多いというようなことを目にしたことがあるのですが、まさにそれを実感した瞬間でした。

ちなみに、講座参加者は私を含めて10人ぐらいでした。

 

 


 

【実務研修無料講座開始】

時間になると学院長の桂井先生が颯爽と登場。

 

ikase5.jpg 

桂井先生はこのような本もだされております。

 

 

講座が始まると、とても無料講座とは思えないほどの熱弁ぶりと行政書士という仕事へのプライドや思いが強く感じられると同時に、私自身、行政書士の仕事に初めて触れられたという喜びがありました。

 

講座の途中で桂井先生から「行政書士ってなにをするの?と友人等から聞かれたらどう答えますか」と参加者に一人ずつ質問。

 

私「官公署に提出する書類を作成して提出することだと思います

と、行政書士法1条2項の条文まんまの回答をしました。で、やっぱこんな回答じゃダメなようで・・・そりゃそうです。私自身がこう聞かされても具体的になんの書類を作成するのかもよくわからないですし・・・

 

 


 

【行政書士の仕事とは】

桂井先生「皆さん、これから答えるときはこう答えてください!!

 

  1. 1.お客様の相談に応じる
  2. 2.必要があれば、お客様の権利義務又は事実証明に係る書類を作成する
  3. 3.さらにお客様の要請があれば、そこで初めて当該書類を官公署に提出する

 

 

今の行政書士は、書類を作成することよりも相談に応じることの方が大きな位置を占めているとのこと。

 

納得。と同時に、ようやく行政書士という仕事の本質が少し見えた気がします。

 

講座では他に、どうやれば稼げるのかとか行政書士の主要業務や日本行政専門学院ならではのメリット等をお話しになられました。

 

なんと、実際の実務研修では内容証明や会社設立登記申請書のサンプル等を実際に頂けるとのこと。

 

 


 

【実務研修無料講座を終えて】

 

私は、桂井先生のお話に感銘を受けたと同時に、いかに自分が行政書士の仕事を理解していなかったかということを思い知らされました。今の自分では行政書士としてほとんどお客様のお役に立つことができないとも・・・

 

そう思えば答えは一つです。早速、日本行政専門学院への入学願書をその場で頂き、後日、実務研修講座費用を添えて提出致しました。

 

 


 

 

次回以降では、本番である行政書士実務研修講座を受けて感じたことや主な内容も書いていきたいと思います。

 

ただ、次回は一部で話題のZAITEN「行政書士苦悩と限界」について書きたいと思います。



やる夫で学ぶ行政書士試験


行政書士試験に出そうな判例


平成22年度版やる夫で学ぶ行政書士試験



今回は、私が週一ペースで通っている実務研修について書いてみたいと思います。

 

 




 【実務経験なしをどうするか】

私は、行政書士試験に合格した直後は、行政書士がどういった仕事をするのか、どういった営業をするのか等、実務に関してはほとんど知らない状態でした。

 

合格して、気持ちが落ち着いてきたときに考えたのは、やはり行政書士の実務をきちんと学んだ方がいいのではないのかということです。

 

そこで、実務を学ぶ為、合格した当日に行政書士事務所の補助者募集求人がないかどうかを調べましたが・・・ほとんどありませんでした。
既に募集が終わっている求人の内容を見ても、驚くほど給与が低く、独立の為の開業資金を貯めていくには難しいなと感じました。

 

カバチタレの田村みたいに、後に事務所のスペースを間借りさせてもらえるならこの給与でも良いのですが・・・そんな保障もないですしね。

 

どうしようかなと思案して、翌日の仕事帰りに「成功する行政書士オフィス開業&運営バイブル」という本を買ってみました。これはこれで参考になるのですが、この本だけで実務を行うのはこころもとないという感は拭えませんでした(この本の内容は、また別の機会で記事にしたいと思います)。

 

↓結構、実務に関して参考になることは多いのですけど・・・

 

 


 

 

【実務研修を探して】

翌日、何か行政書士の実務研修はないかなとネットで「行政書士 実務」なんて検索してみると、その手のサイトがごろごろと出てきました。勇んで片っ端から調べてみたのですが、首都圏で行われているものが意外と少なかったです(なぜか神戸に多かったような・・・)。

 

が、その中でも一つ惹かれるサイトがありました。「日本行政専門学院」です。新宿でほぼ毎週1回、実務研修講座を3か月かけて行うとのこと(通信講座もあります)。私は、IT系等と名乗っている割には、人とは極力対面でコミュニケーションを取りたい人間なので、新宿という通学できる場所にあることは幸いでした。

 

また、他の実務講座は1回2時間を10回みたいなペースだったりすのですが、日本行政専門学院は1回4時間を20回やるので、他と比較してしっかりと実務が学べるかなと思った点もポイントでした。 

 

1/31(土)に無料講座を行うとのことでしたので、これは行かねばと思い、即座に電話でアポをとって、当日行ってきました(船橋→新宿)。

 


 

 

次回に、この続き、実務研修無料講座の模様を書きたいと思います。


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行政書士試験に出そうな判例


平成22年度版やる夫で学ぶ行政書士試験



前回書いた「行政書士資格試験 科目別配点」の続きを、私自身の独学合格体験を交えつつ書きたいと思います。

前回、配点について書いた以下のことを軸に話を進めます。

 

>行政法、民法、一般知識を8割とれれば、それだけでほぼ合格点

 

 


 

 

【行政書士試験に落ち続けて気づいたこと】

 

私は、平成18年度、平成19年度と2回続けて行政書士試験に落ちました。1回目は法律初学者で3か月しか勉強していない状態だったので、悲惨な点数で落ちました。で、2回目こそはと勉強し続けて、途中ビジネス実務法務検定2級を受験して合格するという寄り道をしつつも、ほぼ1年間かけて挑んだのですが、2回目も落ちました。点数は158点。

 

ちなみに平成19年度行政書士試験ポスター
(こうみるとキャリアアップ的な資格に見えてしまう・・・独立してなんぼの資格なのに。)

平成19年度行政書士試験ポスター

 

 

私は、3回目の行政書士試験受験にあたり、勉強の仕方を根本的に考え直さなければと思い、自分の得点配分を見てみました。すると、憲法、基礎法学、会社法、商法と配点の低い科目は合わせて8割方得点できていたのですが配点の高い行政法を4割ぐらいしか得点できていなかったのです。比較的配点の高い一般知識を8割得点できたにも関わらず、落ちたのは、やはり行政法をきちんと得点できなかった為だと遅まきながら気付きました。

 


 

【変えた勉強スタイル】 

 

 

私は3回目の受験にあたり、今までのように全ての科目をまんべんなく勉強するというスタイルではなく、配点の高い科目を集中的に勉強し、配点の低い科目を捨てるというスタイルに出ました。

 

科目を勉強する順序を配点の高い科目である

 

  • 1.行政法
  • 2.民法
  • 3.一般知識
  • 4.憲法

 

 

の順にして、配点の低い会社法、商法、基礎法学、地方自治法は電車や風呂でテキストをさらっと読んで、最低限の過去問・予想問題をやる程度にとどめました。

 

記述式もとことん行政法民法のみをみっちりやり、テキストでは何度も行政法民法、一般知識の部分を読み返すようにしました。その甲斐あって、独学で平成20年度の行政書士試験に合格できました。
行政法民法は、7割得点できました。配点の低い会社法、商法、地方自治法はあまり得点できなかったですが、配点の高い行政法をしっかり得点したことで合格できました。

 


 

今回の記事の内容は行政書士試験を受験するにあたり、当然の内容なのかもしれませんが、合格する為には行政法を得点することが如何に大事であるかを意識して勉強するのとそうでないのとではやはり差が出ると思います。

 

次の平成21年度の行政書士試験も行政法がメインであることには変わりがないと思いますので、本記事が、次回挑戦される方に少しでも参考になれば幸いです。

 

次回の記事は、私が今、週一ペースで行っている行政書士実務研修の内容やそこで感じたことを、少し書いてみようかと思います。


やる夫で学ぶ行政書士試験


行政書士試験に出そうな判例


平成22年度版やる夫で学ぶ行政書士試験



ようやく本題に入った感じですね。

mixiの行政書士コミュニティで行政書士試験の科目別配点を教えてほしいという質問があり、知りたい人がいるのかなと思ったので、科目別配点について書いてみたいと思います。


この内容は次回の平成21年度行政書士試験の参考になるかと思います。

 

平成20年度の行政書士試験の科目別配点はだいたい以下のような感じでした。

 

 


 


【平成20年度行政書士試験科目別配点】


満点300点(合格点180点)
【5肢択一式】 
基礎法学=8点
憲法=20点
行政法=56点
地方自治法=20点
民法=36点
会社法=16点
商法=4点
一般知識=56点

【多肢選択式】
憲法=8点
行政法=16点
【記述式】・・・40字程度による
行政法=20点 民法=40点

 


 

 

 【科目別配点からみえること】

 

 
で、科目毎に合算した上での配点トップファイブは・・・
行政法92点、民法76点、一般知識56点、憲法28点、地方自治法20点

 この数字から見えてくることをまとめると

 

  1. 1 → 行政法、民法、一般知識を8割とれれば、それだけでほぼ合格点
  2. 2 → 配点の低い会社法、商法、基礎法学はある程度捨ててもよい
  3. 3 → 憲法は思ったよりも配点が高い

 

2についてですが、特に会社法は覚えることが多いのに配点は少ないです。たまにネット上で、次は記述式で会社法が一つ出てくるみたいなガセネタが飛びますが、今回も記述式は民法と行政法でした。

 

しかし、行政書士の実務となると会社法が重要になってくるんですよね・・・この辺りが行政書士試験と行政書士の実務とが乖離しているといわれるゆえんの一つかもしれません。

 

3についてですが、私は憲法を覚えるのが比較的に容易でした。実際、行政書士試験関連のテキストでもだいたい一番初めに憲法が出てくるので、覚えやすいということなのでしょう。憲法をボーナス問題にできると合格がぐっと近づくと思います。

 

 


 

 

以上、ざっと平成20年度行政書士試験の科目別配点から見えてくることを書いてみました。
科目別配点は、おそらく次回の平成21年度行政書士試験においても大きくは変わらないと思いますので、何らかの参考にはなると思います。

 


次回は、平成21年度行政書士試験対策として、科目別配点の続きを私の合格体験記を交えつつ書いてみたいと思います



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プロフィール

梅安

Author:梅安
性別:男性
生年月日:1980年8月19日

千葉県行政書士会所属の行政書士です。

私自身が独学で行政書士試験に合格した経験に基づき、やる夫というキャラクター等を使って行政書士試験対策等をこのブログでは書いております。

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